海が見える牛窓の家

2025年12月、岡山県牛窓町に、リビングから海が見える家が完成しました。33坪弱とロフトがある木造2階建て住宅です。建て主さんが話しているyoutube動画もご参照ください。

youtube動画はこちら

5年前に新築したパン屋兼ヨガ教室のとなりに住宅を新築しました。1階の庭はとなりの店の駐車場なので、2階にリビング、キッチン、風呂、トイレを、1階に居室3部屋とトイレ、玄関というプランです。

南の外観です。1階は焼き杉板、2階は漆喰仕上げ、屋根は和瓦です。
リビングからバルコニーへ出る窓は木製と真空ガラスにしました。
アルミサッシだと木の家の感じが出ないですよね。アルミサッシよりは高く付きますがポイントのところはこだわりました。

玄関戸も木製です。ドアノブも木製にしました。杉の赤身の征と乳白色の真空ガラスです。
玄関のアルミサッシよりは安く設置出来ます。

リビングからロフトへ上がる階段収納です。
思いの外、大工手間がかかります。板はヒノキの征目集成材です。厚さ25mm幅610mm長さ3900mmの材を5枚使いました。それに無垢のヒノキ階段板。材料代だけで12万円。大工さんの加工、設置が7人工。30万円近くかかっています。

断熱材はドイツから輸入した木質断熱材t=100です。
この断熱材は100%木で出来ており、ケミカルなものは一切ありません。
断熱以外に蓄熱、遮音効果があり、弾力があり施工しやすいので、断熱材の中ではいちばんお薦めです。
欠点はドイツからの輸入品ということで、価格が高いです。

断熱材の中で一番多く使われているグラスウールは値段がとても安いです。施工中、その繊維が飛散して大工さんがチクチクするそうです。これの処分が大変です。ガラス繊維ですから燃やして処分することは出来ません。
一部では再生して使うそうですが、値段が高くなり普及していません。ほとんどが埋め立て処分になります。
環境にはよろしくないですが、9割方の住宅はこのグラスウールを使っています。

発泡ウレタンを使った時は、閉鎖感というか、空気感に抵抗がありました。気密が高く断熱性能は良いでしょうが、発泡ウレタンに囲まれた空間で過ごすのって、私の肌感覚に抵抗を感じます。発泡ウレタンは再利用されることなく、焼却処理か埋め立て処理になります。

そのほか、古紙を吹き付ける断熱があります。古紙ですから印刷のインクが入っています。紙にも漂白剤ほかいろいろなケミカルなものが使われています。これも気密が高く断熱性能が良いでしょうが、使いたくないです。

トイレの収納 板(ケヤキ)の耳の形をうまく組み合わせた開き戸です。

5年前に建てたパン屋さんとヨガ教室です。

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