今までの技術だと、1リットルあたり700円ほどかけますと、水から燃料が出来ました。当然採算が合わず、なかなか水から燃料を作るということが出来ませんでした。
ここで紹介するsusene合成燃料製造装置は、触媒を有効に使うことで、精製コストを20円(まだ未定の値)前後まで下げることが出来ました。
仕組みはとてもシンプルです。
水道水などをフィルターを通し、ナノバブルとCO2を混ぜ、触媒槽に紫外線を当てながら通すことで、ラジカル水が出来ます。ポンプで送り込む電力と電磁弁操作なのどの電力、紫外線照明のみで大した電気を使わず、ラジカル水(H+とOH-イオン)が出来ます。
そのラジカル水に種油となる軽油や重油、灯油のどれか1種類を混ぜると、混ぜた水の約1割が数分で軽油か重油か灯油になるのです。ここでも混ぜるだけなので、電磁弁とポンプだけしか電力を使いません。
残った油と水を分けるのにフィルター、分離槽など手間がかかっています。
ラジカル水(飲んでも大丈夫です)
水から出来た軽油
すでに全国で稼働しはじめています。
サスティナブルエネルギー開発がこの装置をサブスク方式で2025年末から販売します。(予定)
家庭用のもの200リットル未満のものが出てくれたら、すぐにでも設置したいです。